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放射線(電磁波)によるがんの発症リスクを極小化する食生活とは? その4 

「がんの発症リスクを極小化する食生活」の4回目です。

Ⅲ-1 抗がん効果のある食べ物

(1)三大食物――緑茶・大豆・ターメリック(うこん)

1.緑茶は隣接組織への侵入と血管新生を抑制する

・カテキンの中でも、エピガロカテキンガレート(EGCG)は、がん細胞が隣接組織に侵入したり、新たな血管を形成したりする働きを抑制する”極めて”強力な栄養素である。

・緑茶は、肝臓の働きを活性化することにより、体内の発がん性有毒物質を除去してくれる。

・緑茶と大豆をいっしょに摂取すると、別々に摂取した場合よりも、がんに対する防護効果が増す(という)。


2.大豆は危険なホルモンを抑制する

・欧米女性の体内に過剰に存在するエストロゲンが、乳がんが蔓延する主な原因となっていることはよく知られている。

・大豆由来の植物エストレゲンは、女性ホルモンのエストロゲンに比べ、生物学的な活性が1000倍も高い。

・血中に含まれる大豆の植物エストロゲンは、エストロゲン依存性のあらゆる腫瘍の成長を抑えることができる。

・ただし、乳がんに対する大豆の防護効果がはっきりと証明されているのは、10代から大豆を摂取している女性に限られる。

・大豆イソフラボンのひとつであるゲニステインは、前立腺がんの成長を促進する男性ホルモンによく似ており、定期的に大豆を摂取している男性にも同じような防護機能が働く(と思われる)。

・大豆のイソフラボンにも、緑茶に含まれるEGCC同様、血管新生を抑制する働きがある。

・ただし! 更年期の栄養補助食品として販売されているイソフラボンの濃縮エキスは、逆に腫瘍の成長を促す危険性がある(と考えられている)。

3.ターメリックには強力な抗炎症作用がある

・ターメリックの根の黄色の粉末ほど強力な抗炎症作用がある食物成分は見当たらない。

・クルクミンは、さまざまな種類のがんの成長を抑制する。アポトーシスにより、がん細胞を死滅させる効果もある。

・同年齢のインド人と欧米人の発がん率を比較すると、肺がんで8分の1、結腸がんで9分の1、乳がんで5分の1、腎臓がんで10分の1である。おそらく、欧米人よりもインド人のほうが、環境内に存在する発がん物質が多いにもかかわらず。

・ターメリックは、カレー料理に使用される場合のように、若干の黒コショウを混ぜないと腸壁から吸収されない。黒コショウは、ターメリックの吸収率を2000倍も高めてくれる。

・恐るべき膠芽(こうが)細胞腫と同じくらい悪性の脳腫瘍に対してさえ、化学療法と同時にクルクミンを摂取すれば、より効果がある。

・ターメリックのこの作用は、NFκBの活動を直接に妨げる働きを持っているためと考えられている。


Ⅲ-2 抗がん効果のある食べ物

(2)キノコ・ベリー類・香辛料やハーブ

4.免疫系を活性化するキノコ

・キノコに含まれるレンチナンやそのほかの多糖類が、直接免疫系を活性化する。

・これらのキノコを食べている日本人は、食べていない人に比べ、胃がんの発症率が2分の1になることもある。

・キノコのエキスを摂取している患者は、腫瘍内も含め、白血球の数が増し、その活動が著しく活性化される。

・結腸がんの患者に、化学療法とともに、あるいはあとに、キノコを食べさせると、生存期間が予想よりも長くなった。

5.ベリー類

・ラズベリーやイチゴに豊富に含まれるポリフェノールのひとつであるエラグ酸は、腫瘍の成長を著しく遅らせることが証明されている。

・ラズベリーのエラグ酸は、血管の成長を抑制する既存の薬と同程度の効果がある。

・エラグ酸は細胞の解毒剤になる――①数多くの環境発がん物質が有害な物質に変わるのを阻止してくれる。②有毒物質がDNAに働きかけ、生命の脅かすような遺伝子変異を引き起こすのを防いでくれる。③毒素の除去機能を刺激してくれる。

・サクランボに含まれるグルカル酸には、環境由来の外因性エストロゲンに侵された人体を解毒する効果がある。

・ブルーベリーに含まれるアントシアニジンやプロアントシナニジンには、がん細胞をアポトーシスさせる作用がある。

・これらの成分は、とくに結腸がんの細胞株に効果が見られる。

6.香辛料やハーブ

・抗がん剤「グリーペック」は、一般的なタイプの白血病と不治とされてきた珍しいタイプの腸がんに効果がある。

・同剤はがんの成長を促進する遺伝子に働きかけるが、新たな血管の形成を促すスイッチのひとつ(血小板由来増殖因子受容体)を阻害することが、作用のもう一つの鍵であると考えられている。

・が、このグリーペックと同じような働きをするハーブや香辛料は数多く存在する。たとえば、ミント、タイム、マジョラム、オレガノ、バジル、ローズマリーといったシソ科の植物である。

・こうした植物のエッセンシャルオイルの中に豊富に含まれているテルペン類は、極めて多くの腫瘍に作用し、がん細胞の増殖を抑制、もしくは死滅させる。

・ローズマリーの含まれるテルペン類であるカルノソールは、がん細胞が隣接組織を侵食するのを抑制する。

・また、ローズマリーのエキスには、がん細胞に化学療法の薬が浸透しやすくする働きもある(という)。

・パセリやセロリに大量に含まれているアピゲニンは、腫瘍の成長に必要な血管新生に対し、グリーペックに匹敵する効果を発揮する。


Ⅲ-2 抗がん効果のある食べ物

(3)食べ物の相乗効果と野菜スープ

要約>

・一部の食べ物は、がんの成長を促進する”プロモーター”となる。

・逆に、”反プロモーター”となる食べ物もある。それらは、がんの成長に必要な機能を阻害し、がん細胞をアポトーシスに追い込む。

・食べ物は毎日、1日に3回、人体に働きかけるものであり、それゆえ、がんの進行を促進あるいは抑制する生物学的機能に大きな影響を与える。


7.食べ物の相乗効果

・薬剤は一般的に、たった一つの要因にしか作用しない。最新の抗がん剤は、分子レベルの特定要因にのみ働きかけることで、できるだけ副作用を抑えようとしている。

・抗がん効果のある食べ物は、一度にさまざまなメカニズムに作用する。しかも穏やかに作用し、副作用を引き起こさない。

・複数の食べ物を組み合わせて摂取すれば、がんに関わりのある、さらに多くのメカニズムに作用することになる。

●ニューデリー医科大学の研究者たちは、発がん物質から人体を守るために、どのような食べ物の組み合わせが、どの程度の相乗効果を発揮するかを明らかにした。

 雌のマウスを、よく知られた発がん物質であるDMBA(ジメチルベンゾアントラセン)に慢性的に触れさせておくと、数週間後には100%乳がんを発症するが、健康的なエサに一般的な食べ物に含まれる成分を含めておけば、乳がんを発症するとは限らなくなる。

・セレン――とくに有機栽培の野菜や穀物、魚や甲殻類

・マグネシウム――ホウレンソウ、クルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、全粒穀物、一部のミネラルウォーター

・ビタミンC――大半の野菜や果物、とくに柑橘類や緑色野菜(キャベツやイチゴなど)

・ビタミンA――鮮やかな色をしたすべての野菜や果物、卵

・これらの成分の中から1種類だけ含ませると、がんを発症するマウスは半分に、2種類では3分の1に、3種類では5分の1に、4種類すべてでは10分の1に減少した。


8.抗がん効果のある野菜スープ

・これらの食べ物すべてを手っ取り早く摂取するには野菜スープが最適である。

・ヌードマウス――胸腺がないため細胞性免疫を担うT細胞がない――の皮下にヒトのがん細胞を注入すると、数日後には体重の5%にも及ぶ巨大な腫瘍に成長する。が、特殊なスープを与えると、腫瘍が現れるまでにはるかに長い時間がかかり、腫瘍の成長もきわめてゆっくりしたものになった。

・そのスープの中身は、芽キャベツ、ブロッコリー、ニンニク、青ネギ、ターメリック、黒コショウ、クランベリー、グレープフルーツ、緑茶(少々)である。それぞれの割合は、ヒトが1日に難なく摂取できる量――例えば、キャベツ100グラム、緑茶2グラム――からマウス用に換算された。


まとめ>

毎日、毎食、がんから身を守る働きのある食べ物を選んでいれば、以下のような効果がある。
・発がん物質をデトックスする
・腫瘍の成長に必要な新たな血管新生を抑制する
・腫瘍がその栄養となる炎症をつくりだすのを妨げる
・腫瘍が隣接する組織を侵食するためのメカニズムを阻害する
・がん細胞のアポトーシスを誘発する

抗がん効果のある食べ物は、体内に入った数多くの発がん物質をデトックスする作用があるが、これにはきわめて重要な意味がある。かりに、一部の野菜や果物が農薬に汚染されていたとしても、抗がん成分のプラスの効果が、発がん物質のマイナスの効果を上回る。
「食べ物は常に汚染物質に打ち勝つ」(コーネル大学 T・コリン・キャンベル)

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