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稼ぎ系詐欺情報商材と似非(疑似)科学健康食品の類似性 

原稿書きが終わって「夜食でも」と思ってチキンラーメンを準備したら、食べる直前に黄身が破れてしまい、ショックを引き摺ったままの更新……。

昨日、詐欺商材実名晒しの会さんのところで、MLMの件が話題になったので追っかけ記事をば。

MLM(ネットワーク・ビジネス)と言えば、扱っている商品はたいがい健康食品か化粧品なわけですが、健康食品も過去には随分と問題を起こしていて――商品自体のこともあれば、会社の営業手法の場合もありますが――最近つくづく思うのは、情報商材業界って20年前の健康食品業界と問題の構造が酷似しているなってことです。

例えば――


当時私が勤めていた会社では、ネットワークビジネスの会社は上場しているかそれに準ずる企業でない限り取引禁止でした。よってアムウェイとニュースキンしか見込み客にはなりませんでした。

ただ個人的には、MLMというビジネス・モデルそのものについては是でも非でもありません。

というのも、あくまでも、まずは商品そのもの、次に会社(経営者)がまともかどうかが問題で、この両者がまとも、すなわち値段に見合うだけの価値があって、まともな会社が製造(輸入)・販売しているのであれば、いちユーザーにとっては、それ以外のことはどうでもいいからです。

あとは、ビジネス・プログラムが中堅クラスのビジネス実践者を不幸にしない構造になっているかどうかによって総合判断されると考えています。

話は戻りますが――
情報商材 : 健康食品
稼げない稼ぎ系情報商材 : 健康に役立たない健康食品
情報商材販売者 : 健康食品メーカー
アフィリエイター : 個人代理店
ASP : 割賦(ローン)会社

といった対応関係が成り立ちます。アフィリエイターについては、一時収入か継続収入かの違いがありますが、アフィリエイトは基本、一時収入ですから、MLM以上に食っていくのは難しいと考えるのが自然です。

さらに言うと、”詐欺(的)情報商材を買ってしまう人 ≒ 紛い物の健康食品に騙されやすい人”という関係が容易に推測できます。逆に言えば、何でも疑ってかかる人(懐疑主義者) ≒ 騙されない人(場合によってはそれで機会を逃すことはあるでしょう)と言えるかもしれません。

セールスレターを読み解けない人のことを、あちら側では”情弱君”と呼ぶらしいですが、比較的最近の言い方だとリテラシーの問題ということになります。

紛い物の健康食品を買って(買い続けて)しまう人
 ⇒ 科学リテラシーのない人

稼ぎ系詐欺情報商材を買って(しかも実践して)しまう人
 ⇒ ビジネスリテラシーのない人


例えば――

一時、『水からの伝言』『水は答えを知っている』という本が流行りましたが、あれらの惹句を見て〈へぇー、そうなんだ!〉などと思った人は、完全に似非科学(疑似科学)に騙されるタイプですし、πウォーターだの波動水だの○○水素水なんぞを信じてしまう人もかなり近いものがあります。

個人的には、マイナスイオンが云々すら怪しいというか、信ずるには足らないと感じでいます。

そこで――

分野の違いを越えて、自分が騙されやすいタイプなのか、騙されにくい(けど機会を逃しがちな)タイプなのかを考えてみるのに打ってつけの本があります。

 『水はなんにも知らないよ』 (ディスカヴァー携書)

この本は、筆者が日頃から、還元水だの活性水素水だの水素豊富水だの、ましてや「糖尿病は水素水で治せる」だの「ガンは水素水で克服できる」だのと煽っている本を忌々しく思っていた矢先、これらを論破している本はないかと探していたときに見つけたもので(水素水についての言及はありませんが)、けっこう溜飲が下がりました。

この本を読んでみて、〈ほんとはそうだったのか〉〈すっかり信じさせられていたわ〉と思った方、稼ぎ系の情報商材を買ったり、そのノウハウを実践して儲けなどと考えてはいけません。百歩譲って、身近な人が実際に成果を上げるのを直接確認できたら、その時点がその同じ商材を初めて検討するタイミングです。


因みに、筆者には逆の経験もあります。ガンに対する非標準的治療(代替療法)に、高濃度ビタミンC点滴療法(ビタミンC大量点滴療法)というものがあります。最初耳にしたときには「ほんまかいな」「水溶性ビタミンは細胞膜を通過できないのに」と思っていたのですが、実際にこの療法に関する本を読んでみたところ、「たしかに、きちんと効くケースがあるんだな」と、認識が変わりました。

ガンに関する新しい療法に関しては、以下の2つが腑に落ちる内容でした。

 『9割の医者は、がんを誤解している!』

 『ビタミンCはガンに効く―ビタミンC大量点滴療法のすべて』 (ディスカヴァー携書)

類書のリストはこんな感じです。

 ビタミンC点滴療法の類書

 ガン代替療法のリスト

さて、健食サイバー自警団でも考えてみるか?

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コメント

似てます似てます

MLM の売り文句 (説明) でしばしば
「アメリカでは MLM は当たり前になっている」
という書き方がされているのを見かけます。

私は海外の事には疎いのですが、これは

> すなわち値段に見合うだけの価値があって、
> まともな会社が製造(輸入)・販売しているのであれば、
> いちユーザーにとっては、それ以外のことはどうでもいいからです。

という事があちらではできているからでしょう。それはそうなのです。
良い商品ならどんどん拡散してくれた方が購入者にとっても好都合です。
競争が起きて価格も下がりますし、品質も上がります。

ですが、日本の MLM もどきはその仕組みだけをなぞって、
「いかに相手を騙してお金を巻き上げるか」
という事しか考えられていないというのが実状です。

私も MLM という仕組み自体はそんなに嫌いではなかったりします。
あ、そういう意味では情報商材にも可能性があると思うのです。
両者とも「悪用されている」のが今現在の形なのですよね~。
いつか良い物として認知される時がくるといいなと思っています(^-^)

よく分かってらっしゃる

そもそもMLMは米国発で、それゆえに米国政府の後押しもあって日本に入ってきたという経緯があります。

向こうはFDAが製品の質には厳格で、罰則も厳しいため、一般の製薬会社並みの品質管理や科学的検証を行っている企業が大半です。

要は、販促・流通方式の差でしかないのですが、そのシステム(ハイリスク・ハイリターン)が日本に合わなかったり、仕組みだけを真似て紛い物を製造・流通させる会社が後を絶たず、中には無限連鎖(=ねずみ講)に進化?させる輩まで出てきて、今日に至るわけです。

MLMの場合、ほとんどが厚労省(製品)や経産省(連鎖販売)の管轄になりますが、情報商材に関してもそろそろ、健康食品の中身を監督する厚労省と同じ位置付けの省庁が出てきてもおかしくないのですが、事が出版と類縁で、言論の自由みたいなことが絡んでくるので厄介なのだと思います。

まぁ、大手出版社が本格的に参入してくるまでの命脈だと思いますけどね。高額が当たり前なのは。

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